No.10 製作のこと
nakamoではデザインから紙おこし、革裁断、縫製まですべての工程をひとりで行っています。
デザイン画は原寸大で方眼紙に書きます。この時点で商品そのものが既に出来上がっているという段階になります。
このデザイン画をもとに、型紙を制作するための各パーツ部分の実際に立体状で必要な寸法を出していきます。建築で言えば「設計図」と同じ考えです。
制作するバッグや小物によっては、ここはゆとりが必要?とか、ここはふっくらさせたいから出来上がりを予測して計算して採寸を出す・・・など、緻密なものもあります。
平面のものを立体にするのに必要な実際の寸法を計算して型紙に反映しないと、立体にデザイン画のとおりにならないから。
すべての型紙が揃ったら裁断です。革の伸縮部分を確認して型紙を置き、裁断していきます。
上写真のデザイン画(右)、型紙(左)は春財布として販売しているミニ財布の一例。
ミニ財布の詳しい情報は以下リンクよりどうぞ
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