No.3 「作る」って??

「作るから凄いよね!しかも職人・・・」と言われます。

「そうだね・・・」としか言いようがないのですが、モノづくりが趣味レベルではないことが珍しいよう・・・。


私のモノの選び方は、簡単にいうと、「自分のイメージしたものに合うものを選ぶ」です。もちろん、あるモノの中から選ぶことも全然あります。でも、基本的に前者の感覚が優先されるようです。

例えば、トレンチコートが欲しいとします。

「軽くて、薄手でちょっと着心地が柔らかいくラフに着られる感じ。ノーカラーか、襟があるならスッキリしたラインが良い。丈は長すぎす、色はモカに近いベージュ。・・・」なんて、イメージが先行します。このイメージでお店やネットで商品を探します。

なので、出会う方が奇跡的な感じもしますが、意外と見つかります。不思議です。(笑)


私が作っているバッグもコレと一緒で、「あと横幅5センチ大きくて、この金具ないのが良い。持ち手は平べったいの・・・」なんて、自分の好みや機能性をイメージしているとなかなか見つかりません。

なので、「自分で作る」。

バッグや小物は、服以上に、機能性や大きさ、デザインなどを吟味するように思います。すると、必然的に、「自分の欲しいモノが欲しい」。私の場合はちょっと違うらしく、手芸レベルではモノ足りず、作るなら製品と同じ「本物が作りたい」という気持ちがあること。作るなら、イメージそのものズバリをちゃんと丁寧に作りたい。しかも、長く大事に使いたい。と思うのです。

なので、結果、自分で作るに至りました。


イメージ通りに形になっていく過程は楽しく、最終的に出来上がると、達成感があり嬉しいです。また、最初上手くできなかったのに、継続して数を作ることで上達したり、工夫したらもっと上手くできた。なんて発見もあって、意外に飽きないのが「モノづくり」の醍醐味な感じがします。


最終的には「何を極めたいの?」とも言われますが、極めるというより、ただ、それは「そうなっていた。」という結果であり、特に何かを意識するよりは、楽しいからやっている方が長続きするみたいです。


なんでも良いので、まずは何か作ってみてはどうでしょう?

自分が満足すれば、それで良いと思います。

そのうち、誰かのために作ることができるようになると、その人が喜んだ顔が浮かんでもっと楽しくなりますよ。^^)


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